12月25日(木)の3校時に、2学期の終業式を行いました。代表児童3名が、2学期に頑張ったことや3学期に向けての抱負を発表しました。楽しかった思い出や努力したことを一つ一つ丁寧に振り返る姿から、2学期の目標であった「まちガエル」「ふりカエル」「かんガエル」が着実にバージョンアップしている様子を感じ取ることができました。話を聞いていた子どもたちも、自身の学びや成長を振り返りながら、成果と課題を確認する時間となったことと思います。



学校長式辞では、2学期にそれぞれが頑張ってきたことを、担任の先生と一緒にしっかりと振り返りましょうと話しました。また、冬休みは一年の締めくくりであると同時に、新しい年の始まりに向けた節目の時期であることから、「一年の計は元旦にあり」という言葉を紹介し、今年を振り返り、来年の目標を立てるよう呼び掛けました。各ご家庭におかれましても、子どもたちの成長した点を一緒に話し合っていただき、冬休みを有意義な時間としてお過ごしいただければと思います。
行事やイベントの多かった2学期でしたが、一つ一つを有意義なものとして終えることができたのは、保護者や地域の皆様の温かいご支援・ご協力のおかげです。心より感謝申し上げます。
来年も、引き続き本校の教育活動へのご理解とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
12月17日に、ぼうさい探検隊マップコンクールの結果が発表されました。本校では、令和5年度から防災学習での学びの成果を「防災マップ」という形にまとめ、このコンクールに継続して出品しています。
児童たちは、地域を実際に歩いて危険箇所や避難に役立つ場所を調べたり、地域の方に話を聞いたりしながら、災害時に自分たちに何ができるのかを考えてきました。調べた内容を地図に整理する際には、「誰にとっても分かりやすいか」「いざというときに役立つか」を意識し、話し合いを重ねながら工夫を凝らして仕上げました。
今年度は、須ノ川チーム「早めのひなんよびかけ隊」が作成した『すの川 互助・共助マップPart2』が未来へのまちづくり賞に、柏チーム「柏っ子18(エイティーン)」が作成した『つながる思い防災リレーマップ』が佳作に選ばれました。👏
今回の入賞で、本校は3年連続の入賞となりました。保護者や地域の皆様の協力を得ながら、児童一人一人が防災について主体的に考え、仲間と協力しながら学びを深めてきた成果が、こうした形で認められたことを大変うれしく思います。
《未来へのまちづくり賞》
須ノ川チーム:早めのひなんよびかけ隊
『すの川 互助・共助マップPart2』


《佳作》
柏チーム:柏っ子18(エイティーン)
『つながる思い防災リレーマップ』


12月19日(金)に、少年消防クラブの第2回定期活動が行われました。
この日は、5年生はロープを使った訓練、6年生は心肺蘇生法の訓練に取り組みました。どちらも実際の災害や緊急時を想定した、難易度の高い訓練です。
〈6年生の活動の様子〉
6年生は、命を救う大切な技術である心肺蘇生法の訓練を行いました。愛南消防署の方の説明を一言も聞き逃さないように集中し、手の位置や力の入れ方を確認しながら、実践的な訓練に取り組みました。



<5年生の活動の様子>
5年生は、消防活動に欠かせないロープの結び方や扱い方を学びました。初めて行う動きに戸惑いながらも、友達同士で確認し合ったり、何度も繰り返し練習したりしながら、真剣な表情で取り組む姿が見られました。



どの児童も、愛南消防署の方の話を一生懸命聞き、正しい方法を身に付けようと真剣に活動することができました。今回の訓練を通して、防災や人命救助への意識を高める貴重な学びの時間となりました。
12月18日(木)防災みきゃん教室を開催しました。愛媛県防災危機管理課の方、愛南町防災対策課の方、柏地区・柏崎地区・須ノ川地区の自主防災組織の方に来ていただき、みきゃんと一緒に津波避難について考える時間となりました。

まずは、津波避難に関する授業を行いました。




これまでたくさんの防災学習を重ねてきていますが、まだまだ知らないことがありました。学び続けることの大切さを痛感しました。


津波避難授業のあとは、避難訓練です。



何度も訓練を行っているので、慌てることはありませんでした。自分たちでどう避難すればいいのかを考え、1.5次避難場所(10m以上)まで無事に避難することができました。

避難訓練の後は、振り返りです。訓練の様子を見ていただいていた自主防災組織の方からも指導をいただきました。


みきゃんとともに、津波避難について改めて学ぶことができました。防災学習に終わりはありません。これからも地域の方と協力しながら、学び続けていきます。
12月17日(水)18:30~DE・あ・い21において、内海公民館主催の防災学習会が開催されました。本校からも3名の児童が参加し、これまでの学習の成果を発表しました。その後、ぼうさい探検隊マップを見ながら、柏地区・柏崎地区・須ノ川地区それぞれの課題について話し合いました。


各地域からも多くの参加者が集い、マップを基にワークショップ形式で地域の課題をあぶりだしていきました。


柏っ子の作成した「ぼうさい探検隊マップ」が貴重な話題を提供し、議論が深まっていきました。地域の方からの意見は、非常に的確なものが多く、ふせん紙にどんどん書き込まれていきました。

最後に、愛南町防災対策課からの講評がありました。
「あっぱれ すごいぞ 柏小」
と言っていただきました。
地域の人の命を守る行動につなげている取組に対して、最大の賛辞をいただき、今後の活動の励みになりました。
12月15日(月)のふれあいタイムに、多目的ホールで俳句集会を行いました。今回は、11月30日に行われた学習発表会をテーマにした俳句です。
事前にみんなの投票で選ばれた3句は、次のとおりです。
「鉄きんの 一ぱくずれた 冬の雷(らい)」
「写真とる 父さん見つけた 冬の虹」
「すきま風 みんなでひそむ 舞台裏」
集会では、作者名を伏せたまま一句ずつ紹介し、情景や気持ちを思い浮かべながら鑑賞しました。「どんな場面だと思ったか」「どんな気持ちが伝わってくるか」など、俳句から読み取ったことを自由に出し合いました。
鑑賞を深めた後、最後に挙手で特選句を選びました。







特選句は、6年生児童が作った「すきま風 みんなでひそむ 舞台裏」でした。おめでとうございます👏