10月1日(水)の3校時に、愛南町防災対策課と愛南消防署のご協力をいただき、防災学習会(起震車体験)を実施しました。
まず、4~6年生が起震車体験、1~3年生が座学を行いました。
4~6年生は、震度6強の揺れを4人一組で1回ずつ体験した後、6年生と5年生の有志が東日本大震災の震度を体験しました。2分間で震度7までの揺れを体験し、見ていた児童からは「長い」との声も聞かれました。震度6と震度7の揺れの違いを体で感じた児童は、防災意識を一層高める必要があると実感したようです。



一方、1~3年生の座学では、DVDを視聴しながら防災クイズに答えました。学校以外の場所で地震が発生した場合の対応についても考えました。下校中や自宅、エレベーター内など、学校以外の場面でも適切に行動できることの大切さを学んだようです。
次に、1~3年生が起震車体験、4~6年生が座学を行いました。3年生から順に4人一組で体験し、希望しない児童は見学して揺れを学びました。最初は震度5までの揺れを体験し、2つの組が震度6強の揺れを体験しました。体験した児童は「震度5と震度6では揺れが全く違った」と話していました。


4~6年生の座学では、日頃から防災学習をしている本校児童なら理解できるだろうとのことで、中学生と同じ教材を使って学習しました。

このように、様々な防災学習を経験することで、いろいろな災害場面での対応を考え、命の守り方を身に付けることができています。今後も、命を守る学びを続けて行きたいと思っています。今日の学習の内容について、御家庭でもぜひ話題にしていただけたらと思います。
9月30日(火)に、転校するAさんのお別れの会を全校で行いました。Aさんは、「たくさん遊びに誘ってくれて、ありがとう。新しい学校でも頑張ります。」と挨拶しました。お手伝いが得意なAさん。「ぼく、やりますよ。」と言って、進んでいろいろなお手伝いをしてくれました。新しい学校でも、頑張ってくれることでしょう。

9月29日(月)には、1・2年生とのお別れ会も行いました。みんなでゲームをしたり、プレゼントをもらったり、お手紙を渡したりして、楽しい時間を過ごしました。


ゲームで負けたAさんが、一発芸を見せてくれました。大盛り上がりでした!😊


プレゼントは、Aさんが大好きな昆虫を、みんなが一生懸命折り紙で折ったものでした。とてもうれしそうでした。

一人一人に言葉を添えて、お手紙を渡しました。
楽しい思い出が、また一つできました。
9月29日の業間ふれあいタイムに、俳句集会を行いました。9月に子どもたちが作った俳句をもとに、句会ライブを実施しました。
低学年から2句、高学年から2句が選ばれ、それぞれの代表句をもとに「低学年チャンプ」「高学年チャンプ」を決定し、最後に両者による決戦が行われました。鑑賞タイムでは、それぞれの句から広がるイメージや感じたこと、気付いたことを積極的に交流し、俳句を深く味わうことができました。




低学年の代表句は、 「さあキャンプ お肉を食べたら はがぬけた」 と「夏休み 二人でわくわく おるすばん」でした。
高学年の代表句は、「落ち着ける たたみのにおい 夏ざしき」 と 「兄と行く 初めてのバス 夏の旅」でした。

総合チャンプには、「兄と行く 初めてのバス 夏の旅」が選ばれました。おめでとうございます。😊

9月29日(月)の2校時に、6年生が愛南町役場税務課の方を講師にお迎えし、「租税教室」を行いました。
授業のはじめには、税金でまかなわれているものとそうでないものをカードで分類しました。警察、消防、公園、ごみ処理場、橋など、身近なものを一つ一つ考えながら挙手で答え、子どもたちは楽しみながら学習に取り組みました。
続いてDVDを視聴し、税金がある生活とない生活の違いを比べることで、税の大切さを実感しました。さらに、国・県・市町を合わせて51種類もの税があることや、世界の消費税率との比較、消費税がどのように使われているかなどについても学びました。
最後には、学習の振り返りとして税金クイズに挑戦しました。児童一人当たりに年間で約105万円、月にすると約9万円の税が使われていることを知り、子どもたちは驚いていました。😲



←一億円の重さ、体感しました!

今回の学習を通して、税が私たちの生活を支える大切な仕組みであることを理解し、子どもたちがこれから税について考えるきっかけとなってくれることを期待しています。
9月26日(金)の5校時に、5年生が椿原正和先生をお迎えし、国語の授業を受けました。椿原先生に本校で授業をしていただくのは3回目ですが、5年生にとっては初めての体験です。授業前には「緊張する」「どうしよう」と声をもらす児童も多く、少し落ち着かない様子が見られました。
授業はまず、鉛筆や赤鉛筆、消しゴム、ものさしなどの学習用具がそろっているかを確かめ、ノートや教科書の置き場所を整えることから始まりました。これは、学習に臨む気持ちを高めると同時に、授業中に「ない」「忘れた」とならないための大切な準備です。姿勢を整えることが、子どもたちの集中力や意欲につながっていきます。
続いて、故事成語を声に出して読みました。繰り返すうちに、子どもたちの声は少しずつ大きくなっていきます。さらに椿原先生が、「大きな声を出す方法を合唱指導のすばらしい音楽の先生から教えていただきました」と話し、口を指4本分開けるとよいと助言されると、声は一段と響き渡るようになりました。本校でも同様の指導を行っていますが、子どもたちの反応はまるで違い、すでに椿原先生のペースに引き込まれていることが伝わってきました。


子どもたちの緊張がすっかりほぐれたところで、本時の学習「たずねびと」(光村図書)に入りました。子どもたちはすでに宿題で一度読んでいます。最初に単元のめあて「物語の全体像を想像し、考えたことを伝え合おう」を確認しました。ノートの書き方についても徹底されました。書く場所、文節ごとに区切って書く、声に出してから書くなど、基本を丁寧に指導していただきました。こうした積み重ねが、考えを深め、学びを共有する力につながっていきます。さらに、一人一人のノートを確認し、たくさんの誉め言葉をかけてくださるので、子どもたちはいつも以上に意欲的に取り組んでいました。



14ページにも及ぶ文章を段落ごとにあらすじを押さえながら読み進めます。登場人物同士のやりとりやキーワードをしっかり捉え、物語の流れを理解していきました。



段落を読み取った後には、段落の特徴を考え、一人でまとめた内容を二人組で交換しました。この活動を3回繰り返す中で、友達の意見から新たな気付きを得たり、同じ考えを共有して喜び合ったりする姿が見られました。


授業を終えた子どもたちの表情はとても明るく、達成感と満足感に満ちていました。充実した学びの時間であったことが、子どもたちの様子からはっきりとうかがえます。


授業後には教職員研修も行い、私たち自身も授業のあり方や今後の教育について多くの学びを得ました。今回の経験を生かし、より良い授業づくりに努めてまいります。
9月25日の10時から12時に、町内の書店に全校児童が行く「あいなんBOOKピクニック」を行いました。
子どもたちは、町からいただいた図書券を大切に持って、いざ、書店へ。わくわく感が伝ってきます。


おめあての本のコーナーを探し、吟味して…購入。





お目当ての本を購入した児童は、バスでみんなが終わるまで待ちました。待ちきれずに、すぐに読書スタート!

←夢中です。
6年生児童が代表で挨拶をしました。


本を選ぶことの楽しさを味わった1時間でした。本を選ぶだけでなく、書店のいろいろな工夫にも気付いた児童がいました。
購入した本は、それぞれが読んだ後、友達同士で読み合うことにしています。友達が選んだ本を読むのも、楽しみです。😊

9月16日(火)本校体育館で、公民館とのコラボ学習第3弾として「ドローン教室」を開催しました。講師は、中田非斗志先生です。中田先生は昨年度まで本校のスクールガードリーダーを務めてくださっていたこともあり、子どもたちにとってはすっかりおなじみの存在です。そのため、最初から和やかで楽しい雰囲気の中で活動を始めることができました。
まず、ドローンで撮影した映像を見せていただき、どの場所からどのように操作すればそのような風景が撮れるのかを教えていただきました。

その後、4つのグループに分かれて、実際にドローンの操作を体験しました。以前にドローン教室を受講したことのある児童は、コーンや中田先生の周りを巧みに旋回させるなど、見事な技術を披露してくれました。一方で、思うように操縦できずに体育館の2階ギャラリーまで飛ばしてしまったり、壁にぶつかってしまったりする場面もありましたが、繰り返すうちに全員が上手に操作できるようになりました。あっという間の2時間でした。






公民館の行事とコラボさせていただいたことで、楽しく充実したクラブ活動を行うことができました。内容も特別感のある、思い出に残る活動となりました。ご協力いただき、ありがとうございました。