10月28日(月)に、本校で県の複式学級担当者研修会が行われました。3・4年生の算数科の授業を公開しました。3年生は「円と球」、4年生は「面積」の学習でした。
3年生は、コンパスを用いて、区間ごとの道のりを写し取り、直線状の長さとして比べることができるようになることが、本時のねらいでした。これまで、コンパスを使って、たくさん円を描く練習をしてきた3年生ですが、長さを写し取る道具としてのコンパスの扱いは難しく、試行錯誤を繰り返していました。学級全体でやり方を共有した際には、「そうすればよかったのか。」とか「ああ、なるほど。」という言葉を出るなど、友達との学び合いで学びを深めていく様子が見られました。授業後、「緊張しなかった。」「頑張った。」「楽しかった。」と大物ぶりを発揮した3年生でした。




一方、4年生は、複合図形の面積を「分ける」「付け足す」考えを用いて求めることができるようになることが、本時のねらいでした。学習リーダーを中心に、最初の問題を自分たちで解決した4年生。さすがです😊。グループ学習から全体での共有の際には、全員が集中して、よい考えを出すことができていました。練習問題には、多少苦戦していた児童もいたようですが、そこはこれからしっかり復習していろいろな問題に対応できるように頑張ってくれることでしょう。





柏小学校の代表として、頑張った3・4年生。授業を見ていて、本当に成長したなと感じる場面がたくさんありました。複式学級での学びを通して、自分たちで考え、解決する力が身に付いていることをうれしく思います。
また、授業の公開はなかった学年も、高学年がリーダーシップを発揮しながら、協力して校庭の草引きや会場準備等、環境整備を頑張りました。😊みんな、すばらしいです。
10月20日(日)の9時半から、体育館で地域交流会を行いました。今年度は、地域、保護者、児童 総勢89名が、7つのグループに分かれ、ボッチャを楽しみました。
ボッチャは、パラリンピックの競技種目の一つで、名前を聞いたり、競技している様子を見た方は多いようでしたが、競技をするのは初めての方がほとんどでした。
5・6年生は、集団宿泊学習で、思い切り楽しんだ経験を持っており、5年生は、全体説明の係として、6年生はグループのまとめ役として、共に大活躍でした。
グループごとに、総当たり戦で行いました。1試合 4エンドとし、それぞれのエンドの得点を合計して、勝ち負けを決定することにしました。どのグループも、一喜一憂しながら、和気あいあいとゲームを楽しんでいました。








グループA

グループB

グループC

グループD

グループE

グループF

グループG

9月の運動会に続き、たくさんの方と交流できました。御協力いただいた皆様、ありがとうございました。
10月15日(火)の13:30から柏小学校体育館で、劇団風の子の公演を、柏小と家串小の児童が楽しみました。今年度の演目は「ギャング・エイジ」でした。主人公エイジは、元気で人気者な4年生でしたが、いろいろな偶然が重なって「らんぼうもの」のレッテルをはられてしまいます。※詳しい内容については、劇団風の子のホームページをご覧ください。
上映時間75分が短く感じるくらい、最初から最後まで楽しみ、時に深く考えさせられながら観ました。




最後の感想発表では、家串小・柏小共にたくさんの児童が発表しました。「先生のお説教がラップだったのが、面白かった。」「自分のお兄ちゃんと、エイジが似ているなと思った。」「この劇を作るのに、どのくらいの期間がかかかったか。」などなど、様々な視点から感想や質問がありました。


終わった後も、劇団員さんと交流する児童がたくさんいました。このようなすばらしい公演を、毎年観賞する機会を作っていただいている地域(Yomoshi連)の皆様に、感謝、感謝です。本当に、ありがとうございました。


10月8日(火)のかんぺきタイムは、全校児童が多目的ホールに集まって、読解力を高めるワークに挑戦しました。
本校児童に身に付けてほしい力の一つが、「読解力」です。
※読解力とは、文章を正確に理解する力を意味します。書かれた文章から、登場人物の気持ちを推測したり、筆者の考えを正確に読み取ったりする能力です。
この日は、学年の発達段階に応じて、簡単な文章を読み、内容を読み取る練習を行いました。






みんなでやると、やる気もMAXです。
10月7日(月)のふれあいタイムで、10月16日(水)【雨天の場合は17日(木)】に行われる南宇和郡小学校陸上競技大会の壮行会を行いました。
選手は、「何位を以内を目指したい。」、「県大会出場を果たしたい。」、「自己ベストを出したい。」など、一人一人目標を発表しました。具体的な目標を持っていることもすばらしいのですが、それ以上に、「そのために、こういうところを気を付けたい。」など、自分がどのような気持ちで取り組むのか、どのような点に気を付けるのかなど、どうするかということについても発表できた児童がたくさんいました。すごく、成長を感じました。😊
運動会や天候の影響で、練習量を十分に確保できなかった感はありますが、練習でのやる気や集中力はすばらしく、質のよい練習ができました。どの児童も、自信を持って、挑戦してほしいと思います。
頑張れ!柏っ子。




10月4日(金)の13:20から不審者対応の避難訓練を行いました。今年度も、スクールガードリーダーさんと愛南警察署の方に御協力いただき、緊張感のある訓練ができました。
不審者役の警察の方が、あまりにも素晴らしい演技で、対応する教職員も、全力で取り組みましたが、教職員の対応については、たくさんの課題が見付かった訓練でした。
玄関から侵入した不審者は、まっすぐ2階へ。

5・6年教室を見ましたが、児童が見事に隠れていたため、誰も教室に残っていないと思い、すぐに2階から下りてきました。
教室で対応する教職員以外の全教職員で対応しました。何とか、力を合わせて教室の方に行かせないようにすることはできました。警察が到着するまでの時間(今回は約8分)が、とても長く長く感じました。


教室での様子の写真はありませんが、それぞれの学級担任からは、一人一人がどうすれば不審者から身を守れるか一生懸命考えて動いていたと報告がありました。
児童の振り返り場面でも、真剣に訓練に臨んだこと、どうすればよいか必死に考えて動いたことなどが、語られました。😊


これからも、児童も教職員も、みんなが助かるためにはどう不審者に対応すべきか、一生懸命考え、取り組んでいきたいと思います。
10月1日(火)に、俳句集会を行いました。9月に作成した俳句の中から、児童・教職員の投票により選ばれた優秀句候補について感想を述べ合いました。
今年度は、折々に俳句づくりに挑戦している柏っ子。俳句のタネの集め方は、前回の俳句集会で、上田満里子先生から教えていただきました。少しずつ、言葉や語順を意識して作るようになってきています。自分がこだわれば、友達のこだわりにも敏感になります。それぞれの俳句の良さをたくさん見付け、みんなで共有することができました。




選ばれた優秀句のみなさんです。うれしそうですね。これからも、楽しみながら俳句づくりに取り組んでいけるといいですね。

※公平に意見交流ができるように、高学年に合わせて漢字を使っています。