避難訓練(地震・けが人等の発生を想定)をしました。
2024年9月3日 12時45分9月3日(火) 10時から、南海トラフ巨大地震発生を想定した避難訓練を行いました。今回は、揺れや避難時におけるけが人等が発生することを想定した屋内での実動シュミレーション訓練でした。
地域の消防団の方5名、防災対策課の方2名にご協力いただき、訓練を見て、ご指導いただきました。
訓練の様子を紹介します。
地震発生!! 緊急地震速報が流れた後、ガラスが割れる音、物が倒れる音等が流れました♪~。その間、2分20秒。机の下等で身を守る行動を行いましたが、揺れがおさまるまで、とても長~く感じました。
※南海トラフ巨大地震が発生した際には、2~3分の揺れが続くと想定されています。
津波の被害が想定される本校では、これまでいかに速く津波想定区域外に避難するかという訓練が中心でした。しかし、今回は、余震が頻発して外へ逃げることができなかった場合を想定して、2階の各教室に避難しました。
足をくじいた児童を、協力して椅子担架で運んでいます。
けがをしていない児童(緑グループ)は、音楽教室へ。
けがをしているが歩くことができる児童(黄グループ)は、家庭科室へ。
けがをして歩くことができない児童(赤グループ)は、礼法室へ。それぞれ移動しました。
そうしている間にも、余震が…。いつ、何回余震が起きるかは、校長先生も知りません😲
急いで、身を守る行動を取ります。
10:20 訓練終了。児童にとっても教職員にとっても、とても長い長い、20分間でした。
訓練後に、振り返りを行いました。最初は、自分の行動を振り返りました。どの児童も、できたことやよかったこと、もっとよくしたいことなどについて、自分の考えを書くことができていました。
※1・2年生は、担任と話をしながら、気付いたことをたくさん発表していました。
次に、全体で意見交流を行いました。
〇危険な場所を見付けた時に、周りの人に言ったらよかった。
〇高学年がこっちだよと声を掛けてくれた。
〇いろいろな場所で身を守る行動が取れた。
〇けがをしている友達の避難を手助けすることができた。
など、どの学年からも活発な意見が出されました。😊
最後に、消防団の方、防災対策課の方から講評をいただきました。子ども達は、たくさん褒めていただきました。
児童にとっても、教職員にとっても、学びの多い訓練となりました。南海トラフ巨大地震が発生した際には、けがを最小限にとどめることが、素早い避難につながると実感しました。
お忙しい中、本訓練にご協力いただいた皆様、貴重なご指導を、本当にありがとうございました。