防災学習~地域へGo!フィールドワーク~

2023年5月16日 18時49分

 5月15日(月)に3~6年生が、防災マップ作成に向けて地域を知るためのフィールドワークを行いました。 避難場所ごとにグループになって、いざ、地域へGo!

《須ノ川グループ》

 津波到達時間や津波高など分からないことは、藤井さんに質問し教えていただきました。避難経路には、看板がいくつもあり避難時の助けになっているが、橋や石垣が崩れた場合に備えて、複数の避難経路を考えておいた方がよいことに気付きました。高齢者の方や須ノ川公園・グリーンパークを訪れた方の避難について、自分たちにできることはないのだろうかとの思いを持ちました。

《柏地区グループ》

 柏地区は、お寺に避難するグループと北原口に避難するグループに分かれました。

 お寺に避難するグループは、三好さんと一緒に避難経路の確認をしました。川沿いを避難しなければならないが本当に安全なのか、柏寿園までの道が崩れて通れない時にどうしたらよいのかなど、もしもの時のことを考えながら活動しました。お寺に水が備蓄できないか、高速道路の工事用道路を利用して避難できないかなど、自分たちがこれからどんな提案ができるか考えることができました。

 北原口グループは、木口喜博さんから避難経路のマンホールやトンネル、テトラポットなどが、災害時にどのようになるか教えていただきました。津波に関する昔からの言い伝えなども教えていただき、地名がかつての災害と結びついていることを知り、これまでの災害の記録をたどることが安全な避難へのヒントになるのではないかと考えました。

《柏崎グループ》

 柏崎グループは、脇田さんと木口寿太郎さんから、防潮堤が作られた経緯を教えていただきました。その後、木口さんと避難経路を巡り、自主防災組織のこれまでの取組と今後の予定等について教えていただきました。柏崎地域全体の防災意識の高さにびっくりしながらも、自分たちも地域のために何かできることを探して取り組もうという思いを持ちました。

 

 この日の学びを生かして、どのような防災マップを作るかしっかり話合い、できることを行っていきます。ご協力いただいた、地域の皆様、ありがとうございました。