愛媛県複式学級担当者研修会
2024年10月28日 17時13分10月28日(月)に、本校で県の複式学級担当者研修会が行われました。3・4年生の算数科の授業を公開しました。3年生は「円と球」、4年生は「面積」の学習でした。
3年生は、コンパスを用いて、区間ごとの道のりを写し取り、直線状の長さとして比べることができるようになることが、本時のねらいでした。これまで、コンパスを使って、たくさん円を描く練習をしてきた3年生ですが、長さを写し取る道具としてのコンパスの扱いは難しく、試行錯誤を繰り返していました。学級全体でやり方を共有した際には、「そうすればよかったのか。」とか「ああ、なるほど。」という言葉を出るなど、友達との学び合いで学びを深めていく様子が見られました。授業後、「緊張しなかった。」「頑張った。」「楽しかった。」と大物ぶりを発揮した3年生でした。
一方、4年生は、複合図形の面積を「分ける」「付け足す」考えを用いて求めることができるようになることが、本時のねらいでした。学習リーダーを中心に、最初の問題を自分たちで解決した4年生。さすがです😊。グループ学習から全体での共有の際には、全員が集中して、よい考えを出すことができていました。練習問題には、多少苦戦していた児童もいたようですが、そこはこれからしっかり復習していろいろな問題に対応できるように頑張ってくれることでしょう。
柏小学校の代表として、頑張った3・4年生。授業を見ていて、本当に成長したなと感じる場面がたくさんありました。複式学級での学びを通して、自分たちで考え、解決する力が身に付いていることをうれしく思います。
また、授業の公開はなかった学年も、高学年がリーダーシップを発揮しながら、協力して校庭の草引きや会場準備等、環境整備を頑張りました。😊みんな、すばらしいです。