9月29日(月)の2校時に、6年生が愛南町役場税務課の方を講師にお迎えし、「租税教室」を行いました。
授業のはじめには、税金でまかなわれているものとそうでないものをカードで分類しました。警察、消防、公園、ごみ処理場、橋など、身近なものを一つ一つ考えながら挙手で答え、子どもたちは楽しみながら学習に取り組みました。
続いてDVDを視聴し、税金がある生活とない生活の違いを比べることで、税の大切さを実感しました。さらに、国・県・市町を合わせて51種類もの税があることや、世界の消費税率との比較、消費税がどのように使われているかなどについても学びました。
最後には、学習の振り返りとして税金クイズに挑戦しました。児童一人当たりに年間で約105万円、月にすると約9万円の税が使われていることを知り、子どもたちは驚いていました。😲



←一億円の重さ、体感しました!

今回の学習を通して、税が私たちの生活を支える大切な仕組みであることを理解し、子どもたちがこれから税について考えるきっかけとなってくれることを期待しています。
9月26日(金)の5校時に、5年生が椿原正和先生をお迎えし、国語の授業を受けました。椿原先生に本校で授業をしていただくのは3回目ですが、5年生にとっては初めての体験です。授業前には「緊張する」「どうしよう」と声をもらす児童も多く、少し落ち着かない様子が見られました。
授業はまず、鉛筆や赤鉛筆、消しゴム、ものさしなどの学習用具がそろっているかを確かめ、ノートや教科書の置き場所を整えることから始まりました。これは、学習に臨む気持ちを高めると同時に、授業中に「ない」「忘れた」とならないための大切な準備です。姿勢を整えることが、子どもたちの集中力や意欲につながっていきます。
続いて、故事成語を声に出して読みました。繰り返すうちに、子どもたちの声は少しずつ大きくなっていきます。さらに椿原先生が、「大きな声を出す方法を合唱指導のすばらしい音楽の先生から教えていただきました」と話し、口を指4本分開けるとよいと助言されると、声は一段と響き渡るようになりました。本校でも同様の指導を行っていますが、子どもたちの反応はまるで違い、すでに椿原先生のペースに引き込まれていることが伝わってきました。


子どもたちの緊張がすっかりほぐれたところで、本時の学習「たずねびと」(光村図書)に入りました。子どもたちはすでに宿題で一度読んでいます。最初に単元のめあて「物語の全体像を想像し、考えたことを伝え合おう」を確認しました。ノートの書き方についても徹底されました。書く場所、文節ごとに区切って書く、声に出してから書くなど、基本を丁寧に指導していただきました。こうした積み重ねが、考えを深め、学びを共有する力につながっていきます。さらに、一人一人のノートを確認し、たくさんの誉め言葉をかけてくださるので、子どもたちはいつも以上に意欲的に取り組んでいました。



14ページにも及ぶ文章を段落ごとにあらすじを押さえながら読み進めます。登場人物同士のやりとりやキーワードをしっかり捉え、物語の流れを理解していきました。



段落を読み取った後には、段落の特徴を考え、一人でまとめた内容を二人組で交換しました。この活動を3回繰り返す中で、友達の意見から新たな気付きを得たり、同じ考えを共有して喜び合ったりする姿が見られました。


授業を終えた子どもたちの表情はとても明るく、達成感と満足感に満ちていました。充実した学びの時間であったことが、子どもたちの様子からはっきりとうかがえます。


授業後には教職員研修も行い、私たち自身も授業のあり方や今後の教育について多くの学びを得ました。今回の経験を生かし、より良い授業づくりに努めてまいります。
9月25日の10時から12時に、町内の書店に全校児童が行く「あいなんBOOKピクニック」を行いました。
子どもたちは、町からいただいた図書券を大切に持って、いざ、書店へ。わくわく感が伝ってきます。


おめあての本のコーナーを探し、吟味して…購入。





お目当ての本を購入した児童は、バスでみんなが終わるまで待ちました。待ちきれずに、すぐに読書スタート!

←夢中です。
6年生児童が代表で挨拶をしました。


本を選ぶことの楽しさを味わった1時間でした。本を選ぶだけでなく、書店のいろいろな工夫にも気付いた児童がいました。
購入した本は、それぞれが読んだ後、友達同士で読み合うことにしています。友達が選んだ本を読むのも、楽しみです。😊

9月16日(火)本校体育館で、公民館とのコラボ学習第3弾として「ドローン教室」を開催しました。講師は、中田非斗志先生です。中田先生は昨年度まで本校のスクールガードリーダーを務めてくださっていたこともあり、子どもたちにとってはすっかりおなじみの存在です。そのため、最初から和やかで楽しい雰囲気の中で活動を始めることができました。
まず、ドローンで撮影した映像を見せていただき、どの場所からどのように操作すればそのような風景が撮れるのかを教えていただきました。

その後、4つのグループに分かれて、実際にドローンの操作を体験しました。以前にドローン教室を受講したことのある児童は、コーンや中田先生の周りを巧みに旋回させるなど、見事な技術を披露してくれました。一方で、思うように操縦できずに体育館の2階ギャラリーまで飛ばしてしまったり、壁にぶつかってしまったりする場面もありましたが、繰り返すうちに全員が上手に操作できるようになりました。あっという間の2時間でした。






公民館の行事とコラボさせていただいたことで、楽しく充実したクラブ活動を行うことができました。内容も特別感のある、思い出に残る活動となりました。ご協力いただき、ありがとうございました。
9月12日(金)の2校時に5・6年生が、3校時に3・4年生が、宮下嘉納子先生に短歌の作り方の指導をしていただきました。俳句集会に続いて、第2回目の学習となります。
これまでに作った俳句を上の句として、下の句七・七を考えます。自分の気持ちや周りの景色、話の続きを考えて付け加えます。全員、ものすごく集中して、言葉を考えたり選んだりしていました。
全員の児童が、できた短歌の中から一首発表しました。それぞれのこだわりがものすごく伝わる、すばらしい短歌でした。👏周りで発表を聞いていた担任から、ほう~、へえ~という声が聞こえてきました。
授業後の感想では、「短歌を作るのは難しいと思っていたけれど、よい作品が作れてよかった。」「俳句だけでなく、これからは短歌も作ってみたい。」など、肯定的な発言が多く聞かれました。
5・6年生の授業の様子





3・4年生の授業の様子



俳句も短歌も、リズムにこだわったり、言葉にこだわったり、言葉の順番にこだわったりして作ることができるようになっている柏っ子。表現の力を伸ばしています。😊
いよいよ9月から公民館の俳句教室も、スタートします。多くのことを嘉納子先生から学んでほしいと思います。
9月11日(木)13:00から、大洲河川国道事務所のご協力のもと、今年度も全校児童で高速道路工事現場の見学に行きました。雨の合間をぬって、盛り土のところまで徒歩で移動し、インターチェンジの工事の現況や盛り土の作業の仕方など、教えていただきました。その後、バスに乗って内海トンネルの掘削作業現場の見学を行いました。毎年、毎年進んでいく工事の様子に、驚いたり感心したりしながら、多くのことを学びました。
始めに、学校で見学の目的や注意事項を聞いて、移動しました。


👈このボックスの上を道路が通ります。


昨年度からの工事の進み具合や今後の予定など、図や写真を使って丁寧に教えていただきました。盛り土作業の様子も、見せていただくことができました。

白い砂利は、トンネル採掘によりできた砂利を再利用していて、茶色い土は津島の山を崩した際の土を再利用しているとのことでした。2種類の砂利と土を上手く組み合わせ、何度も踏みしめることで、災害時に崩れない強度を確保していることを知ることができました。😲
次は、内海トンネルの工事現場の見学へ、GO💨
約2km地点で下車。入口は見えません。
👈大き~い‼



昨年に比べてコンクリート壁部分が増え、電気もたくさんついていて明るかったです。コンクリート壁の厚さに、びっくりしました😲

お約束の、記念撮影📸撮影の間だけ、マスクをはずさせていただきました。😊
内海トンネルの見学が終わって、無事帰校。3~6年生は、学校で工事関係者の方にいろいろな質問に答えていただきました。見学3年目ですが、まだまだ知らなかったことがたくさんあり、勉強になりました。



たくさんの質問に一つ一つ丁寧に答えていただき、本当にありがとうございました。
たくさんの配慮をいただきながら、今年度も安全に、安心して見学を終えることができました。ご協力いただいた大洲河川国道事務所の皆様、工事関係者の皆様、本当にありがとうございました。学んだ成果を、防災学習に生かしていきたいと思います。

代表児童の挨拶の後、みんなで心を込めてお礼を言いました。